ちょっと前にTwitterで「#絵描きさんの作業環境が見たい」というハッシュタグが流れてきたので私も乗っかってみたりしたんですが、その時は『作業環境』っぽいだろうと手描きの動画をアップしました。
でも実際はもうほとんどデジタルに移行しているという…汗。中古の第1世代iPad Proと第1世代Apple Pencilを使っています。
これなんか、正にデジタルらしい描き方になってます笑。
主に使用しているお絵描きアプリはibisPaint(アイビスペイント)。上の動画の絵もibisPaintで描いています。
デジタルに移行して良いところは、なんと言っても描き始めから発表までが一気通貫で出来てしまうところ。iPad内で全て完結するので、とにかくラクです。
アナログの時は、1.紙に鉛筆で下描きし、2.ペン入れをしてから3.鉛筆描きを消しゴムで消し、4.スキャナー(orスマホで撮影)でデジタル化し、5.Photoshopで色付けして6.発表、という段取り。この全てがiPadとApple Pencilで済んでしまうんだから、ワークフローはメチャ楽になりました。
またibisPaintが良いんですよね。操作系がシンプルなので、絵を描くことに集中できます。しかも上記の動画も勝手に録画してくれるのです。オマケ機能みたいな感じですが、コンテンツとしてアニメーションをつくったりしなくてもYou Tubeにアップ出来たりするのは嬉しいです。
弱点は、最大キャンバスサイズが4096×4096pxまでということ。印刷品質で考えると、A4よりちょっと大きい位までしか描けません。私は販売する絵などはA3サイズでプリントしているので、ちょっとだけ足りないんです。縦だけでも5788pxまで網羅されると完璧なのですが。
あとはパレット機能が貧弱だとか、レイヤーの名前が変えられないとか、複数レイヤーを選択できないとか、Photoshopに慣れていると残念なところもいろいろとありますが、シンプルな操作系が嬉しいアプリなのでトレードオフかな、と思っています。無駄な機能がないのも重要な性能です!笑
とにかくibisPaintは使いやすく、理解もすぐ出来る良いアプリです。もしデジタルで絵を描いてみたい、という方にはまずオススメしたいアプリですね!