Tomoartの徒然チャックま時々その他

イラストレーターTomoartの雑多なブログです。チャックま多めです。

ガンダムIV(えっ!?)

ガンダムの話を書いたけど、読み返してみたらガンダム自体の話を全くしていない笑。ダイターンの話とスターログの話とアニメックの話だけwww
ということで改めてガンダム自体の話をちょっとだけしておこうと思います。

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なんとなくアムロ

本放送時、なぜか私は敵が人間だからという(戦争だという)意識が全くありませんでした。なんでですかね…だから当初はスカッとしない中途半端なロボットもの、ていうイメージだったんだと思います。

 

でも確かに考えてみれば、Dr.ヘルは人間だし、ガミラスも(肌は青いけどほぼ)人間だし、ブラックゴーストもショッカーやダークや黒十字軍も元々人間の組織だし、人間が敵というのはそんなに不自然じゃなかったんでしょうね。だから、普通のロボットものの意識で見始めたんだと思うんです。
そこからスターログやアニメックで話の見方を教わり、「そうか、そういうことだったのか!新しい!」という感想に変わっていったのだと思います。

 

それからもう一つの切っ掛けに心当たりがあります。

思えばそれまではフクロウ文庫など児童文学のハードカバーを読んでいました。それが中学に上がって初めて自分で文庫本を買ったんです。それはキャプテンフューチャーの「謎の宇宙船強奪団」。いきなり翻訳本はかなりハードルが高かったと思いますが笑、NHKのアニメが同時期に放映されていたので触発されたのです。

 

児童文学とは違う『おとなの読む小説』に触れたことで、その辺りから少しずつ人間ドラマというものが分かっていったんだと思います。それによってガンダムを見る目線も変わっていったのかな、と。

 

今、私にとっての「ガンダム」は、TVシリーズ、劇場版はもちろん、富野さんの三部作の小説、なんならORIGINやガンプラも含めたものになっています。(Z以降は基本別物笑)そして自分の中で消化して出た一つの結論は、「ミリタリーSF」。つまり戦記物という側面を愛しているのかな、と思っています。

 

一年戦争という『戦争』があり、メインストーリーとして「機動戦士ガンダム」がある。その中で様々な戦場があり、隙間は誰がどう埋めてもいい、といった状態は、絶好の創作の場だった。私にとってはそれは「いろんなモビルスーツを勝手に考えていい」「自分が乗るガンダムを考えていい」ということだったのかな、と思います。

 

そしてもう一つの結論は「キャラへの愛着」かなと。それまでの作品は、どんなに好きでも一年経てばサヨウナラ。もう二度と帰ってきませんでした。
しかしガンダムのキャラは既に40年間、常に私の傍らにいたわけです。こんなことはもう二度と起こらないでしょう。そしてそれだけ近くにいても飽きが来ない、また会いたくなるキャラたちなのが、私がガンダムから離れられない、一番の要因かな、と思うわけです。

 

うーむ、なんかガンダムの話…なのか?笑