ガンダムの話の続きを書こうと思ったのですが…その前の話になってしまいました。ちょっとだけ脇道にお付き合いください。
私はもともとかなり引っ込み思案で、小学校時代、友だちはそれほど多くありませんでした。マトモに友だちと呼べるのは同じく引っ込み思案だったKくんくらい。
そんな時にWくんという転校生が現れます。彼はKくんと私ほど引っ込み思案ではありませんでしたが、体が弱くて体育が不得手だったりしたせいか、割とウマが合いました。そのうち学校ではWくん、Kくん、私という3人でしゃべるようになりました。
そんなWくんがある日持ってきた雑誌、それが「Starlog(スターログ)日本語版」でした。それまで雑誌といえば小学○年生とか、せいぜい「テレビランド」「テレビマガジン」くらい。「コロコロコミック」が出始めた時でした(創刊号を買った記憶があります)。
そんな時期にWくんは、SF専門雑誌にして海外雑誌の日本語版というスターログを読んでいたんです(!!!)私はすぐにスターログの虜になってしまいました。
内容は小学生の私には難しすぎる上、マニアックな話題に全くついていけませんでした(何しろネットもない時代、SFの情報なんてどこにあったのやら)が、もう紙面から立ち上る雰囲気にやられました。写真やイラストも、今まで接したことのない「センス・オブ・ワンダー」に溢れた代物で、毎号中身が分からなくても笑、図版だけ見ていても楽しかったことを覚えています。
そうして中学生になっても相変わらず夢中で読んでいたスターログの、第何号だったか…前半数ページめくった辺りに突然出てきたんです!
ガンダムが…
スターログで取り上げられるのは初めてだったと思いますが、記事中では「みんな知ってるよね!」みたいな感じのノリで(それだけSF界隈では話題だったんですね)、なんと記事中で「ハリウッドで映画化!?」みたいな記事だったような(もしかしたら別記事とゴッチャになってるかも)。英語で「Gundam」だと銃とダム(止水の)になっておかしいから、「Gundom」という綴りになるなんてそれらしいことが書いてありました笑。
それですっかり『ガンダムは(スターログに取り上げられるくらい)スゴイ番組』とインプットされ、以降毎週見るようになったんです。なんとも簡単な中学生でした笑。
ということでまた明日に続く…(長くなりました汗)